自分専用のアイコンを使用する



作成したプログラムの実行画面とエクスプローラの画面に自分専用のアイコンを表示します。
アイコンはファイル一覧を表示したときやショートカットなどでもシンボルとして使われます。

前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門

プロジェクトの設定

  1. 最初に自分専用のアイコンを作成して下さい。
    アイコンの作成は VC++ のリソースエディタを使うこともできますが、専用のツールを使った方が便利です。
    私はフリーソフトの D-Pixed を使っています。
    D-Pixed を使うときは、アイコン形式の画像を扱うプラグインをインストールして下さい。
    アイコンのサイズに制限は無いようですが、私は 32×32 ピクセルで、カラーモードは 256色で作成しました。

  2. プロジェクト(Hello)に格納されている Hello.ico と Small.ico の二個のファイルを、作成したアイコンファイルで置き換えます。
    元のファイル名 説明
    Hello.ico エクスプローラのアイコン
    Small.ico 実行画面のアイコン
  3. プロジェクト(Hello)を開いて下さい。
    Hello.vcproj をダブルクリックしてするとプロジェクトが立ち上がります。
  4. [ビルド]から[ソリューションのリビルド]を実行して下さい。
    再ビルド(再コンパイル)が行われます。
    [ビルド]を選ぶと VC が変更されたと認識できたファイルのみ再コンパイルが行われます。
    確実にコンパイルをやり直すときは[リビルド]を選んで下さい。
    コンパイルの進行状況とエラーがあれば、エラーメッセージが表示されます。
    [デバッグ][デバッグなしで開始]を選択すると実行が行われます。
    実行画面の左上に自分専用のアイコンが表示されたら完成です。
  5. エクスプローラでプロジェクトのフォルダーに格納されている Hello.exe を表示して下さい。
    ここにも自分専用のアイコンが表示されているでしょう。

【演習】

それでは自分専用のアイコンを作成して表示して下さい。

【NOTE】

画像ファイルには「BMP,JPG,GIF,ICO,PNG,TIFF,...」など数え上げればきりが無いほど沢山ありますが、 これらのファイルは拡張子の違いだけで無く、画像情報を記憶する形式が種類ごとに違っています。

以前、私が教えていた生徒さんでこんなことがありました。
BMP 形式の画像を表示するプログラムを作成していた時のことです。
どうしても画像が表示できないと言うのでプログラムを調べたのですが、別に間違っている様子はありません。
プログラムに記述されているファイル名も BMP になっているし、画像もプロジェクトのフォルダーに格納されています。
そこで BMP 画像をビューアで表示してみた所、エラーメッセージが表示されるのです。
生徒に確認した所、この BMP ファイルは「GIF ファイルの拡張子を BMP に変更した」とのことで、普通では考えられない ことをするケースに時々遭遇します。
本人は「これで良い」と思って行っているのですから、この手のエラーの発見は本人自身では困難かも知れません。

アイコンの作成は VC++ のリソースエディタを使うこともできますが、専用のツールを使った方が便利です。
アイコンのサイズに制限は無いようですが、私は 32×32 ピクセルで、カラーモードは 256色で作成しました。
カラーモードとは絵を描くときに「何色のクレヨンを使うか」と同じで、色数が多いほど多様な色を使うことができる反面、 ファイルサイズが大きくなります。
アイコンは、4ビット色(16色)または、8ビット色(256色)で作成するのが標準のようです。

超初心者のプログラム入門(Win32API C++)