数値の下限をチェック
C# ASP.NET で CompareValidator を使って、数値入力の下限をチェックします。
前田稔(Maeda Minoru)の超初心者のプログラム入門


プログラムの説明
- 簡単なエラーのチェックは、リアルタイムに応答できるようにクライアント側で処理します。
CompareValidator を使って、数値入力の下限をチェックしてみましょう。
- WebMatrix を起動して [ASP.NET ページ] のアイコンを選択して新しいページを作成します。
- デザイン画面に直接 "Text1 は10以上の値、Text2 は Text1 より大きい値を入力" とタイプして下さい。
Enter キーをタイプして改行します。
- 1個目のデータを入力する [TextBox] をドラッグ&ドロップして下さい。
RequiredFieldValidator をドラッグ&ドロップします。
入力されていない項目は比較の対象にならず、正しいものとして扱われます。
RequiredFieldValidator のプロパティを設定します。
- ErrorMessage に "Text1 は必須です" と設定して下さい。
- ControlToValidate をクリックすると、TextBox が選択できるようになります。
TextBox1 を選択して下さい。
続いて CompareValidator をドラッグ&ドロップします。
CompareValidator のプロパティを設定します。
- ErrorMessage に "不正な値です" と設定して下さい。
赤字のメッセージが変更されたでしょうか?。
- ControlToValidate をクリックすると、TextBox が選択できるようになります。
TextBox1 を選択して下さい。
- Type に Integer を選択して下さい。
- ValueToCompare に「10」を設定して下さい。
- Operator に GreaterThanEqual を選択して下さい。
- Enter キーをタイプして改行します。
- 続いて2個目のデータを入力する [TextBox] をドラッグ&ドロップして下さい。
一個目と同じように RequiredFieldValidator のプロパティを設定して下さい。
Text2 の CompareValidator のプロパティを設定します。
- ErrorMessage に "不正な値です" と設定して下さい。
- ControlToValidate に TextBox2 を選択して下さい。
- Type に Integer を選択して下さい。
- ControlToCompare に TextBox1 を選択して下さい。
- Operator に GreaterThan を選択して下さい。
- Enter キーをタイプして改行します。
- 続いて [Button] をデザインウインドウに貼り付けて下さい。
- 説明文を読むとややこしいのですが、自分で操作してみるとすぐ解ります。
ぜひあなた自身で操作してみて下さい。
- 下のタブを「すべて」に切り替えるとソースコードが表示されるので、名前を付けて保存して下さい。
- 保存したソースファイルを ASP.NET サーバーにアップロードして下さい。
- TextBox1 と TextBox2 にデータをタイプして、エラーチェックの確認して下さい。
エラーのチェックは、クライアント側で処理されるので応答が速いでしょう。 0(^_^)0

validatecmp.aspx のソースコード
validatecmp.aspx を呼び出す
超初心者のプログラム入門(C# on-line game)
